未来

2017年10月の上映は、大変ご好評につきまして、引き続き『人生フルーツ』です。
性質の異なる“夫婦(ひいては男女)”の関係をうまーくおさめるコツさえつかめば、人生はどんどん美しくなる!?
先輩方に習いましょう。
“いつもの暮らし”が、きっときらめいて見えるはずです。豊穣の秋にこそ、召しませ『人生フルーツ』!

『人生フルーツ』 
10月1日&15日&22日&29日 ※8日は休業 各日3回上映 ①10時30分 ②13時 ③15時30分(本編91分)
大人1,000円 高校生以下500円
※定員20名 右記追加料金で予約も可能です。(大人+200円、子供+100円)
TEL 0259-67-7644 または e-mail gashimacinema@gmail.com cafeガシマシネマまで
※ご予約は、前日までにお願いします。

むかし、ある建築家が言いました。
家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない。

愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンの一隅。雑木林に囲まれた一軒の平屋。それは建築家の津端修一さんが、師であるアントニン・レーモンドの自邸に倣って建てた家。四季折々、キッチンガーデンを彩る70種の野菜と50種の果実が、妻・英子さんの手で美味しいごちそうに変わります。刺繍や編み物から機織りまで、何でもこなす英子さん。ふたりは、たがいの名を「さん付け」で呼び合います。長年連れ添った夫婦の暮らしは、細やかな気遣いと工夫に満ちていました。そう、「家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない」とは、モダニズムの巨匠ル・コルビュジエの言葉です。

かつて日本住宅公団のエースだった修一さんは、阿佐ヶ谷住宅や多摩平団地などの都市計画に携わってきました。1960年代、風の通り道となる雑木林を残し、自然との共生を目指したニュータウンを計画。けれど、経済優先の時代はそれを許さず、完成したのは理想とはほど遠い無機質な大規模団地。修一さんは、それまでの仕事から距離を置き、自ら手がけたニュータウンに土地を買い、家を建て、雑木林を育てはじめましたーー。あれから50年、ふたりはコツコツ、ゆっくりと時をためてきました。そして、90歳になった修一さんに新たな仕事の依頼がやってきます。

本作は東海テレビドキュメンタリー劇場第10弾。ナレーションをつとめるのは女優・樹木希林。ふたりの来し方と暮らしから、この国がある時代に諦めてしまった本当の豊かさへの深い思索の旅が、ゆっくりとはじまります。

ふたりのこと

修一さん

1925年1月3日生まれ。東京大学を卒業後、建築設計事務所を経て、日本住宅公団へ。数々の都市計画を手がける。広島大学教授などを歴任し、自由時間評論家として活動。

修一さん

1928年1月18日生まれ。愛知県半田市の老舗の造り酒屋で育つ。27歳で修一さんと結婚し、娘2人を育てる。畑、料理、編み物、機織りなど、手間ひまかけた手仕事が大好き。

 

http://life-is-fruity.com/

 

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