遠くにありて

現在、カフェの駐車場には、福島ナンバーの軽トラが停まっています。福島・会津在住の実家の父が11月に、冬の間だけ!と遠路はるばる乗ってやってきて、貸してくれました。

唐突ですが。

3.11の東日本大震災で多くの人の暮らしが一変したのだろう、と想像していました。私たち一家は、たまたま震災の前の年に、東京から佐渡島へと移住しました。便利すぎる東京の生活に飽き足らなくなった、のが理由でした。私たちのようなお気楽な移住でも、なじんだ生活と仕事を捨て、まったく新しい土地で暮らしを立て直す、という作業はなかなか難儀で、当初の私は、喪失感と徒労感にさいなまれたものです。被災者のそれは、また、比較にならないほど難儀ではないか、と想像していました。

しかしながら、新しい環境で、一足飛びにできるようになったことや経験もあることと思います。現に車の免許も無かった私も、マニュアルの軽トラで、ブイブイ佐渡島を走り回っていますし、丸のままのお魚を見分け、さばいて夕飯に供することもできるようになりました。図らずも、古民家再生の機会も得ました。

私にとっても、福島にとっても、すべての過去の経験が、未来で生きてきますように!

また、なにより、被災を経験した子どもたちが誰よりもたくましく育っていけますよう、心より応援します。そして、そんな子どもたちに勇気を与えるような、日本映画が続々と発表されることを心より望みます。

 

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