遠くにありて

現在、カフェの駐車場には、福島ナンバーの軽トラが停まっています。福島・会津在住の実家の父が11月に、冬の間だけ!と遠路はるばる乗ってやってきて、貸してくれました。

唐突ですが。

3.11の東日本大震災で多くの人の暮らしが一変したのだろう、と想像していました。私たち一家は、たまたま震災の前の年に、東京から佐渡島へと移住しました。便利すぎる東京の生活に飽き足らなくなった、のが理由でした。私たちのようなお気楽な移住でも、なじんだ生活と仕事を捨て、まったく新しい土地で暮らしを立て直す、という作業はなかなか難儀で、当初の私は、喪失感と徒労感にさいなまれたものです。被災者のそれは、また、比較にならないほど難儀ではないか、と想像していました。

しかしながら、新しい環境で、一足飛びにできるようになったことや経験もあることと思います。現に車の免許も無かった私も、マニュアルの軽トラで、ブイブイ佐渡島を走り回っていますし、丸のままのお魚を見分け、さばいて夕飯に供することもできるようになりました。図らずも、古民家再生の機会も得ました。

私にとっても、福島にとっても、すべての過去の経験が、未来で生きてきますように!

また、なにより、被災を経験した子どもたちが誰よりもたくましく育っていけますよう、心より応援します。そして、そんな子どもたちに勇気を与えるような、日本映画が続々と発表されることを心より望みます。

 

合掌

荒戸源次郎監督が亡くなられた、と先日ネットを見ていて知りました。

1980年、鈴木清順監督の『ツィゴイネルワイゼン』を製作し、同作の映画公開のために専用の移動式映画館を建てるという、製作・興行を一体で行う方式(シネマ・プラセット)を成功させる。~ウィキペディアより一部抜粋

残念ながら、シネマ・プラセットは年齢的に体験できませんでしたが、荒戸監督の復帰作『赤目四十八瀧心中未遂』の公開時、その劇場で働いていました。自分が“良い!”と信じるものを届けるための労力を惜しまない方で、観客へのサービス精神が旺盛でした。登場されるとピリッとした緊張感があり、その空気は作品そのものでした。

若松孝二監督の葬儀でお会いし、言葉を交わしたのが最後でした。

大胆に自由な監督方、みーんな亡くなっても上映しよう。  合掌

ぬ~り~か~べ~

壁塗り作業もがんばっています。家屋は全部漆喰壁ですが、漆喰塗りを業者さんにお願いすると、予算オーバーですので。

大きく凹んだ箇所は、パテなどで穴埋めし、漆喰がはがれてしまっている面は、うすく漆喰材を塗り、仕上げは珪藻土ローラーでコロコロと。なんせ壁が多いので、猫の手も借りたい、ということで、とりあえず子どもらの手を借ります。小学校も高学年くらいになると、結構役に立つものです。幼児組は、とりあえず、自分らで遊んでくれていれば、それで助かる。

休日などに、チビを預かってご自宅で遊ばせて下さる、または、子どもを(時にはパパさんも!)派遣してくださるママ友方、何より助かってます。

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おてんとさま、ありがとう。

本日は晴れ。

只今、床板はり作業の真っ只中。大工仕事をしているとおてんとさまの日差しがありがたい。手元が良く見えるし、ふんわり暖かいとほっとします。縁側のサッシもパーッと開きたくなります。日本海側の冬はどんより雲が多いので、なおさらありがたく感じます。冬場も営業したいので、床には断熱材も入れました。インドア派を集客するには、やっぱり“冬”に勝負にでなくては!※注) 佐渡島では、冬の時期、観光施設では休業するところが多いくらい、集客が厳しいのです。

こどもの通う幼稚園では、本日、園庭で焼き芋大会!!お土産がたのしみ。

 

いざ厨房改装、大工さん入りました!

今回の改装の目玉である、前浴室→厨房への改装作業。これは、自分たちでは手に負えないので大工さんにお願いしました。一週間ほどで終了したのですが、ずっと隣で手際を窺うことができ、とても実りある楽しい日々でした。

私は、職人世界と建築界へのそこはかとない憧れを長年抱いています。建築ドキュメンタリーは、優先的に上映するぞ!と誓いを新たにしました。

今、トンテンカンとにぎやかだった作業現場を思い返してみて、あんな写真、こんな写真も撮っておきたかったなあ、と恨めしく思うのですが、あとの祭り。住宅裏からのひっそりした一枚だけ上げておきます。

ご近所情報 裂織り工房『其蜩庵』にて椎隆信展

先日の柿もぎのさなか、裂織り工房『其蜩庵』では椎隆信展を開催していました。油絵、水彩画、切り絵と様々な手法で、佐渡の景色や町並みが表現されていました。まだオープン前のお店のサイトでご案内しても貢献度低いだろうと不精していましたが、もっともっと宣伝に貢献したかったと感じる素敵な展示でした。

椎隆信さんの著書も以前拝読しておりまして、椎さんが生前、映画の上映活動をしていたことも存じておりました。展示品に見入るお客様も熱心で、このようなお客様方にご支持いただけるシネマカフェにしたい!と切に思いました。

画像は、展示の終わった後に残っていた椎隆信さんのお写真です。

没後20年 椎隆信回顧展 2016年10月16日~30日開催【終了】

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柿もぎしつつ作業中。

日々のDIY改装中、ふと隣の裂織り工房『其蜩庵』さんのお庭を見たらたわわに実った柿。思わずおねだりしたら、「どうぞどうぞ、自分でもいでくれるならいくらでも持っていって~。」とのありがたいお言葉。

手の届く場所に、食べ物がある幸せと安心感。どうも、ご馳走様でした!

【後日談】あまりにもたくさんなので、こどもの通う幼稚園におすそ分けしたところ、翌日には子どもたちと一緒にしっかりと干し柿にしてくれました。いつもながら、対応の素早さがすばらしい幼稚園です。

 

旧・台所を客室へ改装中。

限られた予算のなか、重要な改装作業は大工さんにお願いし、それ以外はとにかくDIYです。建築当初台所だったところを客室に改装し、浴室だったところを厨房にする作業を施していきますが、台所→客室の改装は、DIY。

できるかな~?と心配しながら、天井をはぐりはじめたのですが、出てきた天井は結構状態がよろしくてほっとしています。この調子でベニアがはってあった壁も落としていきます。こちらも状態良しとはいえませんが漆喰壁が顔を出しました。

なんとかなりそう、かな?

・・手間取っていた釘抜き作業でしたが、その後、バール&金槌があれば抜けない釘はない!!と思うまでに。

子どもには、早くから遊びの中で大工仕事に親しんでもらいたいものです。

 

 

にわか発掘体験!

丸窓の漆喰塗りと同時進行で、和室の一室の床下修繕をしました。シロアリ被害で床が一部腐っていたのです。その原因は、どうも床下にある井戸らしい、、というので、はいでみたところ、これ、井戸ではないですね。たまっている水もそんなに多くはない。

よくよく見てみると、

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ひょっとして!!

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やっぱり石臼!!お庭のお飾りにしたいと掘り起こしにかかっていたら、こらこら、建物に影響がでるからその辺でおやめよ、と大工さん方に諌められました。せっかくここまで形がみえてきたのに!?でも、たしかに、結構重要そうな柱の直下。

というわけで、後ろ髪を引かれる思いでしたが、適切に処置した上で床板が張られました。

にわか発掘体験に胸躍るひとときでした。

 

なんて愛らしい丸窓。

こちらの住宅のチャームポイントのひとつは、この丸窓。

DIYが多い開店準備作業ですが、ここはプロにお願いしました。左官屋さんのお話では、昔はこうやって下地を引っ掛けてたんだよー、手間がかかってるよなあ、というので、修繕前の画像をアップしました。

途中経過↓。この時期、暑かった。今年ほど、セイヒョーのアイス“桃太郎”が美味しく感じた夏はなかったです。モノを運んだり、積んだり、壊したり。夏の外遊びの子どもと、肉体労働の大人には、セイヒョーの“桃太郎”がイチバン!ガリガリ君よりガリガリ君だ!!!

出来上がりは、是非、お珈琲を飲みにいらした際に。

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