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2017年11月の上映は、今は亡き伝説の映画監督ヤスミン・アフマドの最高傑作『タレンタイム 優しい歌』です。
ある高校で開催される音楽コンクール“タレンタイム” (マレーシア英語=学生の芸能コンテストのこと)。その音楽コンクールまでに起こる様々な“事件”が、数々の名曲とともにエモーショナルに繰り広げられます。
笑いあり涙あり、そして歌あり!の本作をどうぞご堪能下さい。

■『タレンタイム 優しい歌』
11月5日&12日&19日&26日  各日3回上映 10:00/13:00/16:00 (本編115分)
大人1,000円 高校生以下500円
※定員20名 右記追加料金で指定席予約も可能です。(大人+200円、子供+100円)
TEL 0259-67-7644 または e-mail gashimacinema@gmail.com cafeガシマシネマまで
※ご予約は、前日までにお願いします。

物語
ある高校で、音楽コンクール“タレンタイム” (マレーシア英語=学生の芸能コンテストのこと)が開催される。ピアノの上手な女子学生ムルーは、耳の聞こえないマヘシュと恋に落ちる。二胡を演奏する優等生カーホウは、成績優秀で歌もギターも上手な転校生ハフィズに成績トップの座を奪われ、わだかまりを感じている。マヘシュの叔父に起きる悲劇、ムルーとの交際に強く反対するマヘシュの母、闘病を続けるハフィズの母…。マレー系、インド系、中国系…民族や宗教の違いによる葛藤も抱えながら、彼らはいよいよコンクール当日を迎える……。

監督・脚本:ヤスミン・アフマド
Yasmin Ahmad
1958年7月1日生まれ。母方の祖母は日本人。イギリスで心理学を学び、その後CMの世界で働く。03年に『ラブン』で監督デビュー。その後、『ラブン』に登場した、実の妹オーキッドの名前をとった主人公が登場する“オーキッド三部作”『細い目』(04)『グブラ』(05)『ムクシン』(06)を発表。『細い目』はマレーシア・アカデミー賞に輝くだけでなく、東京国際映画祭最優秀アジア映画賞も受賞、『グブラ』でもマレーシア・アカデミー賞を制し、『ムクシン』はベルリン国際映画祭で受賞。国内外で大きな注目を集め、アジア映画の将来を担う監督と期待される。続く『ムアラフ-改心』(07)でも東京国際映画祭アジア映画賞スペシャル・メンションに輝く。2009年3月26日、本作『タレンタイム〜優しい歌』がマレーシアで公開。しかし同年、7月、脳内出血により緊急入院し、7月25日に51歳の若さで亡くなった。 2003年の第一作以来、活動期間はわずか6年。その間に残した長編は6本。次回作には日本人の祖母をモデルにした「ワスレナグサ」の撮影が準備されていた。ヤスミンは自身を「ストーリー・テラー」と呼んだ。最も影響を受けたのはチャーリー・チャップリンで、オール・タイム・ベストの1本は『街の灯』。その理由を「人生には、とても楽しい瞬間のそばにいつも悲劇が隣り合っているという私の考え方が『街の灯』に通じているからです。だから、最初から最後まで気難しい映画を観ることに私は耐えられません」と語っている。

http://www.moviola.jp/talentime/